現代日本語研究会
RSS

1年間のおもな活動(2022年)

1年間のおもな活動(2022年)

 

2月13日 『ことば』42号合評会(zoomによるオンライン開催)

7月2日~7月3日 第31回ワークショップ(zoomによるオンライン開催)

[7月2日]

・発表1:小林美恵子「上級学習者の文章に見る誤用(小論文添削から)」

・発表2:斎藤理香「アメリカの山田わか:秘められた記憶と記録 」

・発表3:馬雯雯「「女子」とそれを前接語とする「女子力」に関する研究」

・発表4:西澤萌希「「性」から見る自称詞キャラクタ-少年マンガの《オレ》《ボク》《ワタシ》《アタシ》」

[7月3日]

・発表5:方敏「日中の知り合い同士の会話における「恋愛」という話題の導入について」

・意見交換会:「コーパスを使った研究」

話題提供者:三枝優子、加藤恵梨

・発表6:遠藤織枝「昭和初期の医学用語改訂とその後」

・発表7:大槻薫子「日本人介護職員と外国人技能実習生の言語行動比較―レクリエーション活動場面に焦点を当てて―」

・発表8:叶暁峰「ビジネス日本語教材における非言語コミュニケーションの関与」

7月13日 第16回「ことばとジェンダー」賞審査結果発表(該当者なし)

7月31日 『ことば』43号原稿執筆者募集締め切り

12月31日 『ことば』43号 発行

 

個人活動

遠藤織枝

口頭発表:「現代中国における言語政策と言語継承―言語継承における言語景観の役割」「中国女書最後の伝承者 何艶新・何静華の物語」第11回日中国際ワークショップ(2022.5.28)大分大学

口頭発表:「介護用語の平易化・標準化 昭和初期の医学用語改訂から学ぶこと」第30回日本介護福祉学会大会研究発表(2022.10.9)オンライン開催

大島デイヴィッド義和

論文:The nominative-to-accusative shift in Japanese: Diachronic and synchronic considerations.(Satoshi Nambu, Shin-ichiro Sanoと共著)In:Journal of Japanese Linguistics 38(2) pp.161-191(2022.9)

論文:When (not) to use the Japanese particle wa: Groundhood, contrastive topics, and grammatical functions”. In:Language:A journal of the Linguistic Society of America 97(4) pp.e320-e340 (2021.12)

口頭発表:How to be a ham sandwich or an eel: The English deferred equative and the Japanese eel sentence.The 29th International Conference of HPSG, Nagoya University and the National Institute for Japanese Language and Linguistics.(2022.7.29-30)オンライン開催

口頭発表:The semantics and pragmatics of the Japanese honorific titles -san, -kun, and -chan”. Logic and Engineering of Natural Language Semantics 18.(2022.11.13-15)オンライン開催

講演:「付加的呼称詞「さん」「くん」「ちゃん」の意味機能と使用実態」東京外国語大学国際日本研究センター『外国語と日本語との対照言語学的研究』第35回研究会(2022.3.5)オンライン開催

 

黄叢叢

論文:「中国語を母語とする日本語学習者の多義動詞「受ける」の習得における母語の影響」『国際日本学研究論集』16 明治大学大学院 pp.27-47(2022.9)

 

小林美恵子

Blog:映画を通して考える日本語と日本人・社会 https://miekobayashi02.blogspot.com/

Blog:電影★逍遥  http://miekobayashi01.blogspot.com/

 

斎藤理香

発表:Feminist Perspectives in Modern Japan: Her Language, Love, Liberation. Gender Scholar Award Talk organized by Women’s Caucus, Western Michigan University, Kalamazoo, MI. (2022.4.8)オンライン開催

 

徐微潔

著書:『日語副詞の偏誤研究(下)』(于康ほかと共著)浙江工商大学出版社(2022.1)

『日語名詞の偏誤研究(上)』(于康ほかと共著)浙江工商大学出版社(2022.4)

論文:「語言与性別研究概述」『漢日対比言語学研究会論叢』第12号 pp.31-43(2022)

「基于拡展意義単位的日本報刊対華批話語分析―以2020年新冠疫情相関新聞報道為例」(孔明月と共著)『漢日対比言語学研究会論叢』第12号 pp.242‐259(2022)

口頭発表:「中日対非医療援助対比研究」中日関係の歴史、現状と未来―日中国交正常化50周年記念学術シンポジウム 主催:浙江工商大学外国語学院 中日関係史学会(中国)(2022.7.31)オンライン開催

口頭発表:「「方面」を使うべきか、それとも「分野」を使うべきか」2022年日本語の誤用及び第二言語習得研究 国際シンポジウム 主催:西安外国語大学日本文化経済学院 日本語誤用と日本語教育学会 (2022.8.1)オンライン開催

講演:「日本対非医療援助」浙江師範大学2022年アフリカ地域学サマーキャンプ 主催:浙江師範大学アフリカ研究院(2022.8.7)オンライン

講演:「関中華学術外訳項目申報的一点思考」温州大学にて(2022.9.21)オンライン

 

孫琦

論文:「小説の翻訳にみる中国語と日本語のオノマトペ―郝景芳の作品から―」『教養諸学研究』第150号 p.93-111 早稲田大学政治経済学部教養諸学研究会(2022.3)

 

髙橋美奈子

論文:「学級担任が把握する日本語指導が必要な児童生徒の支援状況―沖縄県北谷町における公立小中学校の全学級を対象にした調査より―」(渡真利聖子・平良ゆかりと共著)『琉球大学国際教育センター紀要』第6号 pp.14-31(2022.3)

口頭発表:「子どもの日本語教育のエージェンシー形成―大学院生と地域支援者による学び合い―」(齋藤ひろみと共同発表)『子どもの日本語教育研究会第7回大会』子どもの日本語教育研究会(2022.3.5)オンライン開催

講演:「沖縄県内における外国にルーツを持つ子どもの就学状況・法令の現状」『JICA 2021年度国際理解・開発教育指導者養成講座(中上級編)学校現場での多文化共生の実現に向けて』(公社)青年海外協力協会(JOCA)(2021.12.4)

 

儲叶明

論文:「逸脱的な場面における日中母語話者の発話ストラテジーについて:「上下関係」と「逸脱度の高低」の要因を中心に」『中国語話者のための日本語教育研究』13 pp.126-140(2022.9)

口頭発表:「中国語友人同士のオンラインチャットにおける「互怼(Hudui)」のディスコース分析」第4回社会言語科学会スチューデントワークショップ「「親密さ」を問い直すー5つのディスコース分析から」(2022.9.3)オンライン開催

 

陳玉

口頭発表:「現代日本語の助詞「たり」の非例示用法の使用頻度と世代差―『日本語日常会話コーパス』モニター公開版を用いて―」第58回日本語教育方法研究会(2022.3.15)オンライン開催

 

西澤萌希

口頭発表:「自称詞キャラクタによるスタイルの使い分け―トーク番組の談話データに注目して―」表現学会主催 第59回表現学会全国大会 京都橘大学(2022.6.5)オンライン開催

口頭発表:「自称詞「オレ」と人物像の結びつき―一人の男性話者による異なるグループ内での発話に注目して―」関西言語学会第47回大会(2022.6.12)オンライン開催

口頭発表:「日本語学習者と母語話者のコミュニケーション活動に関する気づき―日本語コミュニケーション論の実践終了時のエッセイの分析を通して―」(許明子・謝カン月と共同発表)第59回日本語教育方法研究会(2022.9.10)オンライン開催

 

林みどり

口頭発表:「エッセー・ライティングと結束性の対照研究―前方照応に着目して―」第51回 中部地区英語教育学会 福井大会(2022.6.25)オンライン開催

 

深澤愛

著書:『現代日本語をちゃんと説明するための古典文法入門』Web Japanese Books(2022.1)

 

叶暁峰

論文:「依頼に対する断り表現の考察 ― 非言語コミュニケーションの視点から ―」『國學院大學大學院紀要』第53輯 pp.79-103(2022.2)

「会話教材における非言語コミュニケーションの関与について」『國學院大學大学院文学研究科論集』第49号(2022.3)

学会発表:「JLCATのスピーキング評価基準再考―非言語コミュニケーションの視点から―」第94回人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(2022.3.6)オンライン開催

「中国人日本語学習者を対象とする 非言語コミュニケーションに関する意識調査」日中対照言語学会第46回大会及び日中対照言語研究国際シンポジウム(2022.5.15)オンライン開催

 

李文鑫

著書:『日語副詞の偏誤研究(下)』(于康ほかと共著)浙江工商大学出版社(2022.4)

フォーラム:应该使用「時」、还是「頃」?《日語偏誤与日語教学研究》第7輯 pp.265-270(2022.7)

口頭発表:「イメージ・スキーマに基づく多義語「濃・薄」の意味ネットワークの構築」2022 日中対照言語研究国際シンポジウム 主催:北京理工大学外国語学院 日中対照言語学会(日本)(2022.5.15)オンライン開催

「应该使用「時」,还是「頃」?」2022年日本語の誤用及び第二言語習得研究 国際シンポジウム 主催:西安外国語大学日本文化経済学院 日本語誤用と日本語教育学会(2022.8.1)オンライン開催

 

レイノルズ秋葉かつえ

論文:Genderization in Japanese: A typological view. In Yoshiyuki Asahi, Mayumi Usami, Fumio Inoue (eds.) Handbook of Japanese Sociolinguistics (Masayoshi Shibatani & Taro Kageyama (eds.) Handbooks of Japanese Language and Linguistics Series, Volume 8), pp.239-269. De Gruyter Mouton, Boston/Berlin. (2022.4)

現代日本語研究会ニュース:現代日本語研究会 » 1年間のおもな活動(2022年)