1年間のおもな活動(2023年)
2月12日 『ことば』43号合評会
対面(品川駅近くの貸し会議室)&zoomによるオンライン
7月16日 研究集会(zoomによるオンライン)
詳細は「2023年度 現代日本語研究会研究集会報告」参照
7月13日 第17回「ことばとジェンダー」賞審査結果発表(該当者なし)
7月31日 『ことば』44号投稿申し込み締め切り
12月31日 『ことば』44号 発行
個人活動
遠藤織枝・加藤恵梨・佐竹久仁子
ワークショップ:「日本語にひそむジェンダー ―無意識を意識化するために―」日本語学会2023年度春季大会(2023.5.21)青山学院大学
大槻薫子
口頭発表:「介護施設に従事する外国人技能実習生の現状と課題」第9回移民研究フォーラム(2023.3.9)オンライン
ポスター発表:「介護に従事する外国人技能実習生に関するインタビュー結果―共に働く日本人介護職員からみた技能実習生の特徴と課題―」第47回社会言語科学会研究大会(JASS47)(2023.3.17)東京国際大学第2キャンパス
大島デイヴィッド義和
論文:“Semantic variation in exclusive quantifiers: English only, Japanese dake, dake-wa, and shika, and the cleft construction”, Natural Language and Linguistic Theory 41 pp.1529-1561(2023.1)
論文:「「謙譲語Ⅱ」と「丁重語」の区分について―語彙的意味と有標性の観点から―」『語用論研究』24 pp.19-36(2023.3)
論文:“The semantics and sociopragmatics of the Japanese honorific titles san, kun, and chan: Some focal points of variation”, Journal of East Asian Linguistics 32-2 pp.169-200(2023.5)
論文:“On the mirative use of the no (da) construction in Japanese”, In: Elin McCready and Hiroki Nomoto (eds.) Discourse particles in Asian languages, volume I: East Asia. Abingdon: Routledge. pp.9-32. (draft: pdf) (2023.10)
ポスター発表:“The Japanese verb itasu ‘do’ and its kin: Dishonorifics (kenjōgo Ⅱ) vs. courtesy honorifics (teichōgo)”, The 30th Japanese/Korean Linguistics Conference(2023.3.11~2023.3.13) Simon Fraser University
岡崎渉
著書:『ミニストーリーで覚える JLPT日本語能力試験ベスト単語N1 合格2600』(話題別コーパス研究会)ジャパンタイムズ出版(2023.10)
著書:『ミニストーリーで覚える JLPT日本語能力試験ベスト単語N2 合格2400』(話題別コーパス研究会)ジャパンタイムズ出版(2022.11)
論文:「児童・生徒への日本語初期指導における動画教材の有効性」(鳴海智之・秋光恵子と共著)『コンピュータアンドエデュケーション』53 pp.76-81(2022.12)
論文:「年少者向け初期日本語学習用動画教材の開発」(清遠和弘・小野吉方と共著)『兵庫教育大学学校教育学研究』35 pp.391-398(2022.11)
講演:「学習者にとって日本語は何が難しいのか―発音・文字・語彙から見た日本語の特徴―」徳島県立しらさぎ中学校日本語指導研修会(2023.11.17)徳島県立しらさぎ中学校
講演:「『やさしい日本語』と異文化理解」兵庫県多可町地域多文化共生研修会(2022.11.20)アスパル多可町健康福祉センター
講演:「児童生徒等に対する日本語教師【初任】研修 子ども初任コース」文化庁委託 日本語教育学会 日本語教育人材の研修プログラム普及事業(2022.7~2023.3)オンライン
黄叢叢
論文:「中国語を母語とする日本語学習者の「受ける」の習得に関する研究―誤答分析を中心に―」『国際日本学研究論集』17 pp.19-36明治大学大学院国際日本学研究科(2023.2)
論文:「中国語を母語とする日本語学習者の多義動詞「送る」の習得における母語の影響」『国際日本学研究論集』18 pp.1-20 明治大学大学院国際日本学研究科(2023.9)
口頭発表:「自治体ウェブサイトによる多言語情報サービスの実態と課題」(朝日祥之・星川睦と共同発表、発表代表者:朝日祥之)国立国語研究所共同研究プロジェクト「多言語・多文化社会における言語問題に関する研究」共同研究発表会(2023.3.12)オンライン
口頭発表:「多義語の習得における第一言語の影響―中国人日本語学習者の場合―」(小森和子と共同発表、発表代表者:黄叢叢)第34回第二言語習得研究会(JASLA)(2023.12.9)金城学院大学
口頭発表:「「やさしい日本語」の言語的特徴に関する考察―Webニュースを対象に―」(新井智大・小森和子と共同発表、発表代表者:新井智大)第34回第二言語習得研究会(JASLA) (2023.12.10)金城学院大学
黄勇
著書:『日語名詞の偏誤研究(上)』(于康ほかと共著)浙江工商大学出版社(2022.4)
著書:『日語名詞の偏誤研究(中)』(于康ほかと共著)浙江工商大学出版社(2023.6)
論文:「現代漢語「譲」字情感致使構式研究――以日本漢語学習者の偏誤案例為切入口」『中国語文法研究』第12期 pp.53-63(2023.6)
小林美恵子
Blog:電影★逍遥 http://miekobayashi01.blogspot.com/
Blog:映画を通して考える日本語と日本人・社会 https://miekobayashi02.blogspot.com/
斎藤理香
口頭発表:「アメリカの大学生の言語使用における性差意識」日本語ジェンダー学会 第23回年次大会 パネルディスカッション「ことばとジェンダー:異なる教育現場より」(2023.7.15)愛知教育大学
徐微潔
論文:「デリバリーアプリにおける不満表明の研究」(周家俊と共同執筆)『言語学論叢』41 pp.1-14(2022.12)
論文:「<人民日報>与<朝日新聞>渉疫社論中的隠喩対比研究」(共同執筆)『浙江師範大学学報』4 pp.58-70(2023.8)
論文:「応該使用『方面』,还是『分野』」『日語偏誤与日語教学研究』8 pp.131-134(2023.8)
翻訳: NHK取材班《为何抛弃我的孩子——“婴儿信箱”十年纪实》(陳康妮と共訳)上海:東方出版中心(2023.6)
翻訳:「南宋時期浙東沿海城市的発展停滞与森林環境」(共訳)『宋韻文化』3 pp.141-162(原著:岡元司1998「南宋期新東海港都市の停滞と森林環境」『史学研究』220 PP.40‐60 広島史学研究会)(2023.11)
講演:「MTI学位点建设与人才培养」主催:福建師範大学(2022.11.18)
講演:「MTI学位点建设与人才培养」主催:杭州師範大学(2023.5.16)
講演:「女性の「男ことば」使用―言葉づかいとアイデンティティ」主催:嘉興学院(2023.5.18)
講演:「女性の「男ことば」使用―言葉づかいとアイデンティティ」主催:湖州師範学院(2023.5.20)
講演:「中華学術外訳項目申報的一点思考」主催:浙江師範大学(2023.12.14)オンライン
髙橋美奈子
論文:「沖縄県在住外国人の情報拠点・交流拠点としての公立図書館の可能性」(比嘉由似子と共著)『琉球大学言語文化論叢 』19 pp.1-26(2023.3)
論文:「沖縄県における「外国人」児童生徒の受入れ体制の現状と課題―沖縄県全41市町村教育委員会を対象とした調査結果の分析から―」(北上田源・渡真利聖子と共著)『琉球大学教育学部紀要』102 pp.27-61(2023.3)
口頭発表:「外国人児童生徒等の支援「態勢」から「体制」構築へのプロセス―沖縄県内の教育行政機関への働きかけを通して―」JSAA-ICNTJ2023(2023.9.3) Sydney:UNSW
講演:「「ことばを教える」から「ことばを育む」へ~ことばと文化の壁を超えるために~」令和5年度文部科学省委託事業琉球大学教育学部「おきなわ教員研修高度化フォーラム」研修支援プロジェクト「増加する外国人児童生徒等へ対応できる学校づくり~ことばと文化の壁を超えるために~」(2023.1017)沖縄県沖縄市民会館
髙宮優実
口頭発表:「Increasing Intercultural Competence and Motivation for Study Abroad」(Lourdes Sánchez-Lópezと共同発表)2023 SCOLT(Southern Conference on Language Teaching)/AWLA(Alabama World Languages Association)/SEALLT(Southeastern Association of Language Learning Technology) Conference(2023.3.25)Mobile, AL
儲叶名
論文:“There is no love among us”:Jocular Mockery in Chinese Mealtime Conversation(Chapter 9), Smooth Sailing and Rough Seas: Discursive and Ethnographic on Navigating Friendships in Interaction (Eds. Cade Bushnell, Stephen J. Moody) , Routledge(2023.12)
西澤 萌希
論文:「「オレ」を使用する話し手は年下にどのように発話するのか―1人の男性話者による異なるグループ内での発話に注目して―」『KLS Selected Papers』5 pp.81-96 関西言語学会(2023.6)
口頭発表:「コロナ禍における日本語学習者の心理的不安の変化―来日前と来日後のPAC分析による調査を通して―」(許明子・孫芳兵・謝カン月・朱雅蘭と共同発表)第60回日本語教育方法研究会(2023.3.19)東京工業大学
林みどり
論文:On the L1 acquisition of recursive no in Japanese.(Perez-Leroux, A, Yves Roberge, Manami Hirayama, Kazuya Bambaと共著)Canadian Journal of Linguistics / Revue Canadienne de Linguistique 68-2 pp.163-190(2023.6)
谷部弘子
口頭発表:「日本語教師養成における「必須の教育内容」をめぐる課題―英国・フランスの自国語教師養成課程の事例から― 」(保坂敏子・藤光由子・島田めぐみ・時本美穂と共同発表)AJE第26回日本語教育シンポジウム(2023.8.19)ベルギー:ゲント大学&オンライン
ポスター発表:「認知診断モデルを用いた日本語聴解オンラインテストの開発―認知診断結果と練習問題を提供するシステム― 」(島田めぐみ・澁川晶・孫媛・保坂敏子と共同発表)CASTEL/J(日本語教育支援システム研究会)第10回国際研究集会(20238.10)ベトナム:ホーチミン師範大学
ポスター発表:「日本語聴解テストにおける選択枝の有無が結果に与える影響」(島田めぐみ・岡部康子・サスミタ レギウィジャヤ・佐藤孝一と共同発表)日本語教育学会2023年度秋季大会(202311.26)山形テルサ
パネルセッション:「日本語教育における能力評価と自律的学習」(澁川晶・島田めぐみ・孫媛・保坂敏子と共同発表)Assessment and Autonomous Learning,School of Languages at XJTLU Symposium(2023.6.7)中国:西安交通リバプール大学&オンライン
研修講座:「学びの質を深めるために」中国辺境地域の日本語教師研修(第1期)(2023.3.28)オンライン
研修講座:「学びの質を深めるために」中国辺境地域の日本語教師研修(第2期)(2023.12.3)オンライン
研修講座:「“person-centered”時代の言語教育を考える」笹川平和財団 中国大学日本語教員上級研修(第1期)(2023.8.17)国際交流基金日本語国際センター
叶暁峰
論文:「非言語コミュニケーションの視点から見たACTFLとJLCATのスピーキング評価基準について」『國學院大學大学院文学研究科論集』50 pp29-42(2023.3)
論文:「日本語母語話者と中国語母語話者の「依頼に対する断り表現」について-非言語コミュニケーションの視点から-」『中国語話者のための日本語教育研究』14(2023.9)
論文:「滞日経験のある中国人日本語学習者を対象とする非言語コミュニケーションに関する意識調査」『日本語教育研究』69 長沼言語文化研究所(2023.10)
口頭発表:「日本語教師を対象とする非言語コミュニケーションに関する意識調査」第8回東アジア文化研究国際シンポジウム(2022.11.20)国学院大学渋谷キャンパス&オンライン
口頭発表:「日本語母語話者と中国語母語話者の「依頼に対する断り表現」について―非言語コミュニケーションの視点から―」第33回国学院大学日本語教育研究会(2022.12.11)オンライン
口頭発表:「日本語母語話者と中国語母語話者の「依頼に対する断り表現」について―言語と非言語コミュニケーションの相関関係の視点から―」第402回日本近代語研究会春季発表大会(2023.5.19)青山学院大学&オンライン
李文鑫
著書:『日語名詞の偏誤研究(中)』(于康ほかと共著)浙江工商大学出版社(2023.6)
翻訳:《住宅照明设计全书》福多佳子著,李文鑫译,江蘇鳳凰科学技術出版社(2023.7)
李坤
論文「「了解」を使用すべきか、それとも「理解」を使用すべきか」『日语偏误与日语教学研究』8 pp.265-269(2023.8)
口頭発表:「「を」の過剰使用と不使用から見る学習者の目的語の捉え方に関する研究」中国日語教学研究会2023年度年会及び新文科新国標新形勢下日本学研究と日語学科建設シンポジウム(2023.5.12~2023.5.14)中国長沙:湖南大学
口頭発表:「「沿う」を使用すべきか、それとも「従う」を使用すべきか」日本語誤用と日本語教育学会2023年日本語の誤用及び第二言語習得研究国際シンポジウム(2023.8.5~2023.8.6)中国北京:北京理工大学
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